マネジメント・アイ
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ジョブ型雇用を通じた労働市場変革を考える
第3回 ジョブ型雇用で実現すべき姿とは何か? 日本の生産性を高めるために必要なこと:かつては並んだスイスに学ぶ CHRO FORUM1995年、日本の一人当たり名目GDPは、44,210ドルで世界第3位であった。しかし、2023年には、33,806ドルと世界第32位に低下した。・・・(続きを読む)
掲載日:2024年8月1日
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ジョブ型雇用を通じた労働市場変革を考える 第2回 現在求められている労働市場改革・人材マネジメント改革 CHRO FORUM
国際競争力という視点から見た日本の位置づけ 日本における“改革”というテーマを取り扱うときに、国際競争力という概念は避けては通れない視点となる。国際競争力調査としてよく取り上げられるIMDランキングでは、2023年版において日本の順位が35位と過去最低を更新したことが話題となった。・・・(続きを読む)
掲載日:2024年6月3日
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ジョブ型雇用を通じた労働市場変革を考える 第1回 なぜ、ジョブ型雇用が労働市場変革につながるのか CHRO FORUM
長らく低迷が続いた日本の賃金水準が、いよいよ上昇基調に向かおうとしている。・・・(続きを読む)
掲載日:2024年4月1日
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人的資本経営の本質を問う 第6回 人的資本経営の一丁目一番地~人材戦略を考える(後編) CHRO FORUM
前編では、(1)経営戦略と人事施策の連動性を確認するには、経営戦略を始点、人事施策を終点としたストーリーを語り、ロジックの綻び・歪み・飛びの有無を検証すること、(2)欠損が見つかった場合、そこを埋めるストーリーを構築し、しかるべきステークホルダーに同意を得ること、(3)これらの欠損は、事業部門と人事部門などといった担い手の接続部分に生じやすいことなどを述べた。・・・(続きを読む)
掲載日:2024年2月1日
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人的資本経営の本質を問う 第5回 人的資本経営の一丁目一番地~人材戦略を考える(前編) CHRO FORUM
これまで、人的資本経営の概観・意義、人的資本情報開示の方向性と開示に関わる留意点を説明してきた。最後の2回は、「人材版伊藤レポート」で人的資本経営の一丁目一番地と位置づけられている「経営戦略と人材戦略の連動」を取り上げ、人材戦略に関する筆者なりの考えを述べる。・・・(続きを読む)
掲載日:2023年12月1日
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人的資本経営の本質を問う 第4回 人的資本の情報開示の方向性(後編) CHRO FORUM
第1回・第2回では、人的資本が注目される背景や競争優位の源泉である人的資本の特徴、人的資本経営の戦略的な意義について、第3回は、人的資本の情報開示の方向性(前編)として、政策の動向や、人的資本開示の意義・要諦について解説した。第4回では、人的資本の情報開示の方向性(後編)として、人的資本への投資ストーリー構築や開示の実務について、事例を交えて解説する。・・・(続きを読む)
掲載日:2023年10月2日
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人的資本経営の本質を問う 第3回 人的資本の情報開示の方向性(前編) CHRO FORUM
第1回・第2回では、人的資本が注目される背景や競争優位の源泉である人的資本の特徴、人的資本経営の戦略的な意義について解説した。第3回・第4回では、今年から本格化する人的資本の情報開示にフォーカスを当てていきたい。・・・(続きを読む)
掲載日:2023年8月1日
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人的資本経営の本質を問う 第2回 人的資本経営とは何か CHRO FORUM
人的資本」に関する優れた論考は数多くあるが、「人的資本経営」とは何か? を定義した論考は極めて少ない。人的資本の特長や、その戦略的な意義を踏まえると、人的資本経営は「優秀な人材の採用・確保・育成を通して、パフォーマンスを最大限に発揮させ、競争優位の源泉として機能させるための組織・人材マネジメントを実践すること」と定義できる。・・・(続きを読む)
掲載日:2023年6月1日
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人的資本経営の本質を問う 第1回 競争優位性の源泉として捉えるべき「人的資本」 CHRO FORUM
近年、「人的資本経営」というワードが注目を浴びている。人材版伊藤レポート2.0や人的資本可視化指針の公表など、政府が主導となって人的資本経営の実践や人的資本に関連する情報開示が求められている。・・・(続きを読む)
掲載日:2023年4月3日
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経営アジェンダとしての組織開発 第6回「組織開発から進めるDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)」 CHRO FORUM
これまで過去5回にわたり、「経営アジェンダとしての組織開発」を論じてきた。組織開発はこれからの企業の経営競争力・人材競争力を決定づける極めて重要な活動であり、CHROはもちろん、経営トップが自ら多くの時間を使ってコミットすべき最重要経営アジェンダの一つとなる。・・・(続きを読む)
掲載日:2023年2月1日
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経営アジェンダとしての組織開発 第5回「ラーニングジャーニーとしてのマネージャーの行動変容」 CHRO FORUM
人材流動性が高まる中、メンバーの獲得、動機付けと成長支援、エンゲージメント、リテンションはマネージャーの重要な役割である。人材のパフォーマンスを引き出して事業を牽引できるマネージャーを確保し育成できるかどうかは、企業の人材競争力・経営競争力に直結する課題である。経営環境の不確実性が高まる中、たくみにメンバーを動機付け、成長を支援できる優秀なマネージャーの確保は、多くの企業にとって、死活問題といえるだろう。・・・(続きを読む)
掲載日:2022年12月1日
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経営アジェンダとしての組織開発 第4回「変革施策を企業文化へと昇華させるチェンジマネジメント」 CHRO FORUM
パンデミックはもちろん、IT技術の爆発的進化によるビジネスモデルやZ世代以降の価値観、地政学的リスクなど様々なファクターにより、事業そのものや働き方が大きく変わってきている。しかし、これは何もここ数年だけの目新しい現象ではなく、激しく変化し続けることが前提になっていると考えるべきだろう。・・・(続きを読む)
掲載日:2022年10月3日
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経営アジェンダとしての組織開発 第3回「経営における変革のドライバーとしての企業文化」 CHRO FORUM
パンデミックを契機とした、リモートワークやハイブリッド型ワークという新たな働き方の導入を受け、企業・組織の文化(カルチャー)に対する関心が高まっている。マーサーが組織・人材マネジメントの潮流について毎年実施する「グローバル人材動向調査」の2022年の調査結果では、企業文化に関連して以下のような回答が見られた。・・・(続きを読む)
掲載日:2022年8月1日
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経営アジェンダとしての組織開発 第2回「経営トップが主導する組織開発」 CHRO FORUM
人的資本経営においては、人を通じた知恵の創出が企業競争力の源泉であり、人材と組織の両輪が効果的に回り続け、同時に担保されなくてはならない。そのためには企業価値創出に貢献するタレントを確保し、最大の効果を得られるよう配置・育成、動機付けすることが重要だ。・・・(続きを読む)
掲載日:2022年6月1日
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経営アジェンダとしての組織開発 第1回「組織開発の巧拙が、これからの企業の人材競争力に直結する」 CHRO FORUM
「組織開発(Organization Development)」は、これからの企業の経営競争力・人材競争力を決定づける極めて重要な活動であり、CHROはもちろん、経営トップが自ら多くの時間を使ってコミットすべき最重要経営アジェンダの一つとなる。・・・(続きを読む)
掲載日:2022年4月1日
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私は20代の頃、アメリカの大学院でビジネスの基礎を学んだ。アメリカのビジネススクールでは、マネージメントやマーケティング、ファイナンス、統計学など経営に必要な知識とスキルを教わるが、同時に経営を支える考え方(ロジック)と戦い方(ビジネス法務)も教わる。私がよく覚えているのは、法務がいかに重要であるかを何度も繰り返し聞かされた点だ。・・・(続きを読む)
掲載日:2021年10月1日
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以前どこかの記事で、言葉以外の「ノンバーバル・コミュニケーション」を最も多用する国は、日本だというのを目にしたことがある。確かに日本人同士の意思疎通では、よく表情や口ぶりなどから相手の心情・本音を察する。・・・(続きを読む)
掲載日:2021年8月2日
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日本の戦略vs.フランスの戦略 CHRO FORUM
私は5年間、パリで20⼈程度のフランス⼈だけのコンサルティング会社の経営に携わった。・・・(続きを読む)
掲載日:2020年7月1日
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経営トップと会話のキャッチボールをしていますか? CHRO FORUM
日本で経営コンサルティングやマネジメント教育の営業活動をするとき、弊社にとって3つの競合があると思っている。1つは、当然のことながら同業他社である。・・・(続きを読む)
掲載日:2020年5月1日
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未来とマクロ環境:中期経営計画策定に必要な検討領域 CHRO FORUM
スイスの⾷品、飲料のコングロマリットであるNestléは、マクロ環境の変化を捉えてビジョンや戦略を転換した好事例と言える。今日彼らはそのホームページの"Strategy"という項⽬で、"当社の成功は、栄養、健康、ウェルネスの戦略に基づいています。・・・(続きを読む)
掲載日:2020年3月2日