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マネジメント・アイ

経営者が求める法務部とは ─前編─

ハロルド・ジョージ・メイ

アース製薬株式会社社外取締役、アリナミン製薬株式会社社外取締役
パナソニック株式会社顧問、株式会社サンリオ顧問

 以前どこかの記事で、言葉以外の「ノンバーバル・コミュニケーション」を最も多用する国は、日本だというのを目にしたことがある。確かに日本人同士の意思疎通では、よく表情や口ぶりなどから相手の心情・本音を察する。同じ島国で生まれ、同じ母国語を話し、似たような価値観やバックグラウンド、習慣を持つ者同士では、「言わなくてもわかるでしょ」が、他国と比べ突出して多いのだ。実際に言葉を交わす場合でも、「この間、ごめんね」「いえいえ、大丈夫です」などと、その関係性から明確な言葉を省くことが多い。言いにくいことは極力言わない国だと思う。また、日本には「喧嘩両成敗」という言葉があるように、どちらが仕掛けたのか何が理由なのはあまり問わず、「人と喧嘩することや争うことは、みっともない」という価値観があるように思う。武士のように、自己犠牲や忍耐、寡黙さが美徳とされる文化が、この国では今も根づいている。

2021年8月2日

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