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米国に20年先んじた日本の「福利厚生経営」

 神戸の企業経営の歴史を紐解くと、必ず出てくるのが明治末(1900年以後)に実践された「鐘紡兵庫工場の福利厚生経営」である。この工場は経営危機に陥っていた鐘紡が輸出用に作った工場で、三井銀行から工場支配人として派遣されたのが武藤山治であった。工場で働く人々の生活が極めて貧しいということに気づいた武藤は、兵庫工場の中に従業員のための食堂や病院、学校までつくって従業員の福利厚生を考えた経営を行った。

 従業員のことを考えて実施された経営施策であったが、定着するに従って兵庫工場の経営状態は目に見えて改善してきた。福利厚生の充実は評判となり、大阪の紡績工場で働いていた熟練労働者たちも鐘紡兵庫工場での勤務を望むようになっていった。その結果、会社の業績も改善されていったのだ。

2021年4月1日

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