2019年12月2日
カゴメで常務執行役員CHOとして従事する有沢正人氏。豊富な現場経験とそのキャリアとともに現在CHROとしてカゴメの改革・発展に貢献している。その有沢氏に、CHROとはなにか、企業マネジメント改革はこれからどうあるべきかについて伺った。
現在カゴメで取り組んでいること
7年半カゴメのCHOとしてやってきた中で、現在カゴメとはなにを考えて業務を行っているのか、そしてあらためて私の役割について話をさせていただき、CHROとはどういう役割を果たすべきかという私なりの考えをお話する。
私はもともと銀行員としてスタートし、そのあとHOYA、AIGグループ、そしてカゴメへと転職した。結果的には銀行でもAIGでも公的資金を受ける形となったので、そのあたりには相当のノウハウがあると自負している。
ここでは、働き方改革、当社ではこれを「生き方改革」と呼んでいるが、その辺りの話、さらにはその際CHROがどうあるべきなのかという話をしたいと思う。CHROの大きな仕事としては、後継者を作るというものがある。これは社長の後継者を作るということだと思うが、このあたりもお話したい。
さらに、HRのビジネスパートナーとしてHRBPがある。私個人では、銀行、AIGグループでも導入していた。そこでカゴメにもHRBP制度を導入したのだが、それが現在よく機能している。この点も挙げておきたい。
2019年12月2日