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グローバル・コミュニケーション

視線行動

本名 信行

青山学院大学名誉教授
一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケーション協会代表理事

猿橋 順子

青山学院大学教授
一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケーション協会理事

はじめに

 まなざしは、人と人との出会いのときに、重要な働きをする。人に話しかけるときには、まず相手の眼(あるいは顔のどこか)を見る。これは、かかわりを求めていることを伝達する記号なのである。また、かかわりを求めている人の眼を見ることは、相手にかかわりの許可を与えるサインでもある。ここでは、その奥深さをさぐる。

儀礼的無関心、そして無視と凝視

 だれが、いつ、相手のどこを、どのように見るかは、実に興味深い。個人間コミュニケーションでは、話し手はたいがい相手を見て話を切り出す。聞き手も相手を見る、ただし、話し手は考えながら話すときは、相手から眼を離し、首を傾げ、上下に眼をやる。聞き手も話し手を見るが、時に眼を離し、耳だけを貸す姿勢になることもある。常に見つめ合っているわけではない。

2020年1月17日

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