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2018年9月18日 

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グローバル・コミュニケーション

言語変化・言語対応・言語監査

本名 信行

一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケーション協会 代表理事
青山学院大学名誉教授

猿橋 順子

青山学院大学教授

はじめに

 国際言語環境は常に変化している。日本企業はこれに適切に対応し、変化に応じた言語・コミュニケーション戦略を見直し続ける必要がある。そのためには、今まで述べてきたように、変化の認識、対応の策定・実施、成果評価といった言語監査の手法が求められる。ここでは、日本企業の対応傾向を類型化してみる。

言語対応への消極的態度を生むサイクル

 グローバリゼーションは大きな社会言語環境の変化をもたらす。しかし、そこには未知の現象への脅威感や、不透明感もともなう。対策を立てるにしても、いつまでに何をすればよいのか分からず、とりあえず他社が取り組んでいる方策や、汎用の利くもの、数値化しやすいもの、といった対策に流れがちである。TOEICの点数向上を目指す英語研修はその典型である。

2018年9月18日

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