2020年1月17日

グローバル・コミュニケーション
視線行動
本名 信行
青山学院大学名誉教授
一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケーション協会代表理事
猿橋 順子
青山学院大学教授
一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケーション協会理事
はじめに
まなざしは、人と人との出会いのときに、重要な働きをする。人に話しかけるときには、まず相手の眼(あるいは顔のどこか)を見る。これは、かかわりを求めていることを伝達する記号なのである。また、かかわりを求めている人の眼を見ることは、相手にかかわりの許可を与えるサインでもある。ここでは、その奥深さをさぐる。
儀礼的無関心、そして無視と凝視
だれが、いつ、相手のどこを、どのように見るかは、実に興味深い。個人間コミュニケーションでは、話し手はたいがい相手を見て話を切り出す。聞き手も相手を見る、ただし、話し手は考えながら話すときは、相手から眼を離し、首を傾げ、上下に眼をやる。聞き手も話し手を見るが、時に眼を離し、耳だけを貸す姿勢になることもある。常に見つめ合っているわけではない。
続きをご覧になりたい方は以下よりお進みください。
(※無料記事をご覧いただくには、読者登録が必要です。読者登録完了後記事が表示されない場合は、しばらく時間をおいてご訪問ください。)
経営人×財 FORUMの有料記事が閲覧できる「定期購読プラン」を開始いたしました。ご関心ある方は以下をご覧ください。
定期購読プランのご案内
2020年1月17日