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パラダイムシフト

パラダイムシフトで働き方はどう変化するか
第2回グローバルで企業はどう動くべきか

ピョートル・フェリクス・グジバチ

プロノイア・グループ株式会社代表取締役

コロナから見えてくる、人の本当の強さとは

 コロナにより外出禁止令が出たヨーロッパやアメリカでは、長い期間にわたって仕事はもとより限られた目的以外の外出が厳しく制限された。日本に比べるとテレワーク先進国である欧米ではホワイトカラーの働き方に大きな支障が出たかと言えば、日本ほどではないと言える。そもそもの地理的な背景を見てみれば納得できるだろう。例えばアメリカと日本を比べてみれば、アメリカでは政府機関があるのは東海岸のワシントンDC、金融街のニューヨーク、スタートアップは西海岸のシリコンバレーやシアトルといったように、ビジネスの要所が飛行機で何時間も移動する必要があり、この移動を削減するためにビジネスでWeb会議をするのは当たり前である。ヨーロッパにおいては、自国内で閉じることなくEU各国をまたにかけたビジネススタイルは当たり前。これに対して、日本は東京であれば、官庁街の霞が関とビジネス街の大手町、そしてスタートアップは渋谷や五反田と、電車で数十分で行き来できる環境にある。ならば直接会いに行くというビジネス文化がWeb会議を不要のものにしてきた。どうしたって移動に時間もコストも体力負担もかかる欧米では、“今働く場所がオフィスになる”という考えが定着していたと言える。そんな欧米でも長引くコロナによる影響は計り知れない。ブルーカラーワーカーだけでなく、ホワイトカラーワーカーにおいても多くの失業者を生み出し、経済格差を一層加速させている。

2020年8月3日

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