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健康経営

健康経営にメンタルタフネスの視点を!
[第4回]4つの性格タイプへの
メンタルタフネスへのヒント

渡部 卓

帝京平成大学 現代ライフ学部教授
株式会社ライフバランスマネジメント研究所 代表

 前号で「ABC理論」の基本と4つの性格タイプ別について説明したが、今回ではそれぞれのタイプへの具体的なメンタルタフネスへのヒントを示していく。

マニュアル型へのヒント

 マニュアル型には、ルールやマニュアルを重視する性格から、秩序性や規律性の高い仕事や生活を好む傾向がある。安定した職場環境があれば、チームで取り組むプロジェクトなどで能力を発揮するタイプだ。目標や計画を立て地道にコツコツと努力をし、改善を重ねることも得意だ。

 一方で決まった“レール”から外れると心理的な不安を抱きやすい。突発的な出来事やミスなどに臨機応変に行動するのも苦手で、強いプレッシャーや失敗では挫折感を覚えやすい。無理に対処し、忖度などで周囲に気を遣いストレスがうっ積しやすい。実際に金融機関で合併が相次いだ時期に、うつ病で休職するケースが多くみられた。

 その変化が昇格や栄転だとしてもストレスとなりやすい。そうした良くも悪くも変化が起こった当初は、真面目な性格からなんとか対応しようと必死になるため、周囲からすると「頑張っているな」と見られることも多い。張りつめた糸が切れるような状態になるGW明けや季節の変わり目などにも、うつ病につながる心身の不調を来すこともある。

 生活の面でも、結婚や妊娠・出産、育児、定年、介護といった環境の変化で仕事を両立しようとするプレッシャーや、身心へのストレス過多を招きやすいので注意が必要だ。

 このマニュアル型へのストレス対処へのヒントを説明したい。昨今の天変地異の激しさ、政治や国際動向の急変、ビジネスでも驚くような業績の変化やM&Aなど理屈や理論では説明できないことがらも多い。それはプライベートにおいても同様かもしれない。

2020年2月3日

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