2019年11月1日
- パネリスト(ご氏名50音順)
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岩本 隆
一般社団法人日本CHRO協会 理事
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 特任教授白岩 徹 氏
KDDI株式会社 理事 人事本部長
能村 幸輝 氏
経済産業省 経済産業政策局 産業人材政策室長
宮之原 隆 氏
日本オラクル株式会社 人事本部 フィールド人事部 執行役員 シニアディレクター
- モデレータ
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須東 朋広
一般社団法人日本CHRO協会 事務局長
司会 「日本企業の経営競争力を強化するための人材マネジメントとは」と題しまして、パネルディスカッションを開始いたします。
須東 「作れば売れる時代」から「売れるものを創る時代」へと市場が変化しています。売れるものを創るために、いかにイノベーションを起こすことができるかが鍵となります。イノベーション創出のための経営資源は「ひと」が最も大切で、「ひと」が起点になります。そのためには言われたことを行うのではなく、主体的に自ら動いて問題を発見し、多様な「ひと」たちを巻き込みながら課題解決していくことが求められます。現在、人材マネジメントのキーワードとして、「エンゲージメント」がよく挙げられていますが、そういう背景から非常に重要なキーワードとなっています。働く人のエンゲージメントが高い状態とは、仕事に対して主体的・積極的に取り組んでいくこと、また職業生活に前向きに取り組むことです。そういう個人の成長に組織と貢献することによって、組織も成長し、会社と個人がwin-winな状態になることを言います。ご講演では企業へのエンゲージメントの高め方について事例を交えてお話いただきました。
それでは、ご質問させていただきます。人事に関して、作れば売れる時代のままできてしまっている部分をどのように改善していかなければならないのかを、コアポジション、スキルコンピテンシー、人選という3つのポイントからご教示いただきたく存じます。
2019年11月1日