2026年7月1日

GLOBAL MANAGEMENT グローバルマネジメント
HRジャーナリズム 人的資本経営のその先へのヒント
CHRO力その78:これからの労働と人材のポートフォリオ2
伊藤 武彦
NUCBビジネススクール 教授
前回は、AI人材の台頭において今後の人材ポートフォリオの分類を再定義する可能性について検討した。このような検討は現在進行形でなされていて、世界でも色々なポートフォリオが検討されている。大事なことはデジタル、AIという単純な括りではなく、その中でもユーザーとクリエイターや、コントリビューターと消費者のようなデジタル内の分類にとどまらず、近年ノンデジタルエリア、ここまでではラスト・ワンマイルやHuma-In-The-Loopと言われたヒトのAIへのアナログ的介入から、ピュアなアナログ価値を提供する人材の枠まで改めて拡張して議論されてきていることである。AIに関する限界・恐怖とメリットを経営としてどう捉えるかという問題は、電力等の供給量の限界や政治的な規制などにより、まだまだ形を変えていくことが予想される。そのために、ここでは人材タイプの発展を、柔軟に多方面から検討することで、将来の自社の人材ポートフォリオに備えるベースとなるような考え方の例を検討していきたい。
2026年7月1日





