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2023年4月3日 

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人材開発

能力発揮に有効な性格診断の使い方
―性格検査を活かして自己理解・他者理解を進める効果―

藤岡 長道

日本人材マネジメント協会理事長
合同会社FJRC 代表社員、システム監査技術者、上級システムアドミニストレータ
株式会社J-Labo 主席研究員、CMA 日本証券アナリスト協会会員(職業倫理試験委員)
MBTI ®認定ユーザー、DiSC®コンサルタント、ALCアクションラーニングコーチ

 性格診断を社員の配属のための適性検査と限定的に考えているとしたら、ぜひ考え直してほしい。私自身が性格診断の有効性に気づいたのは、自分の性格のタイプやスタイルを理解することで、いわば自分自身の取扱説明書を自覚できたという実感を得たからだ。人事部門として性格診断をする最大の価値は「社員が自己理解を深めることで他人に優しくなれる」ということにある。別の表現をするならば、「自分と異なる性格の相手と対立するのではなく、補完関係をつくることが目標にできる」ということだ。私は、実際に事業会社の経営層の性格診断を行い、その結果を相互理解する研修を行うと、チームワークが顕著に向上していることを実感している。

2023年4月3日

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