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2018年4月16日 

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グローバル・コミュニケーション

企業と国際言語能力
─国際コミュニケーション戦略の要─

本名 信行

一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケーション協会 代表理事
青山学院大学名誉教授

猿橋 順子

青山学院大学教授

はじめに

 企業の国際コミュニケーション戦略の中核は、社員の国際言語能力の育成である。各企業は業務の展開のために、必ず国際言語能力を必要とする。国際言語である英語は言うに及ばず、タイと取引する会社ならタイ語能力を持つ社員が求められる。外国人を採用するところでは、その日本語能力も重要なアセットになる。また、社内外でスムーズなコミュニケーションを図るために、全社的な「平易な日本語」能力も欠かせない。

企業を育てる4言語分野

 日本企業は国際コミュニケーション戦略を立てる上で、次の4言語方面について考慮する必要がある(図参照)。そして、そのニーズ分析を現実的に進めなければならない。ニーズ分析は「今、ここにある」ニーズとともに、潜在的なニーズをも考えなければならない。以下、各分野の問題を記す。

2018年4月16日

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