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2025年6月16日 

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グローバル・コミュニケーション

空間の言語から社会をとらえる

猿橋 順子

青山学院大学国際政治経済学部教授
多文化関係学会理事

はじめに

 これまでも本誌上で紹介したことがあるが、私が専門とする社会言語学の一分野に言語景観研究(linguistic landscape studies, LLS)という領域がある。ただ「景観」とだけ言うと、山並みや海に浮かぶ島々など、自然がつくりだす壮大な眺めが連想されることだろう。そのような心象風景から転じて提案され、発展してきた言語景観研究は、野外という面では元の語が備える意味を保ちながら、自然と対比されて都市の人間活動に注目する。「上海の言語景観」や「カラカウア通りの言語景観」のように、街やエリア、ストリート、公園や広場、駅などが対象となる。


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