2023年10月20日
今日は3点お話しする。まず1点目は、三菱自動車の概要。そして2点目は、こうした歴史の数字での振り返り。最後3点目は企業改革に向けた取り組みである。
三菱自動車の概要/沿革
三菱自動車は、1970年に設立。昨年の売上高が2.5兆円、営業利益率7.7%と自動車メーカーとしては業界平均より若干高く、総資産2.2兆円、自己資本が8,000億円で、自己資本率36%という状況である。
歴史の中でお話ししたいのが、電動(EV)化についてである。1964年に電気自動車の研究を開始し、2009年に世界初の量産型EVを市場に投入。その翌年、「MINICAB-MiEV」という商用EVを導入した。これは現在でも、業界唯一の軽商用車である。その後、日産自動車と共同開発した「eKクロス EV」が初めて市場に投入された軽EVとして注目されている。EV化についてはパイオニア的な位置づけでやってきた。
2023年10月20日