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財務モデリング

シリーズ「CFOから見た財務モデリングとその周辺」
第6回 数学とExcelと算数とPython~ツールの話②

岡崎 京介

株式会社レジックス代表

 事業や会社に関わる計数をExcel上で集計・分析・シミュレーションする財務モデリングの専門家である筆者が、CFOとして実感していることを五月雨的に述べていくのが本シリーズである。

 前回は、数学の初歩である連立方程式をどのように解くかについて述べた。今回は、Excelを使用して解いてみる。

前回の問題

 前回取り上げた数学の問題は以下である。引き続きこれを題材にして論を進めていく。

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 我々には膨大な数学的蓄積があるから、この程度の問題は一見して解ける。x=105、y=5である。上下の式を足し算引き算して変数(x、y)の一方を消去する加減法、変数(x、y)の一方を「変数=」の形にして代入する代入法、いずれかで解くのが一般的だろう。xとyが出てくれば数学の問題、数学の問題となれば、脳の奥底に眠っている「数学ライブラリ」のスイッチが入り、難なく解いてしまうのだろう。このように数学の世界の問題を数学の世界の手法で解くというのは、難しくない。

 だから、同じ問題を出題されると、どんなに優秀な小学6年生でもできる子はほとんどいないだろう。できたとしても、相当時間がかかるはずだ。数学の知識もなく訓練もされていない、つまり「数学ライブラリ」がないからである。

2023年1月16日

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