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2014年9月16日 

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高度な財務機能の実現に向けて

足立 純一

KPMGジャパン アカウンティングアドバイザリーサービス
あずさ監査法人
パートナー

主な調査結果の概要

 KPMGインターナショナルでは、財務部門がどのように変化し、将来に備えて重要な課題をどのように特定しているかを分析することを目的として、2006年以降、2年ごとに世界各国の財務部門の幹部440名を対象とした調査を実施している。

 2013年度の調査によると、前回以前の調査と比較し、財務部門が経営意思決定に貢献することの関心がより強くなっているとの結果が出ている。回答者の多くは、現状の財務部門のパフォーマンスに満足しているものの、財務部門が付加価値を高めるための最大の機会は経営のサポートにあると捉えており、財務部門改革の機運は世界的に高まっていると言える。

● 財務部門の上級幹部の49%が、取締役会との効果的なコミュニケーションの能力を強みと評価している(4年前から40%上昇)
● 44%が、企業の長期経営戦略策定に既に貢献していると回答している(4年前から33%の上昇)
● 56%は、今後5年間で経営戦略の策定・実行における財務部門がより大きな役割を果たすと予想している
● 半数以上が、財務部門が付加価値を高めるための最大の機会は経営のサポートにあると捉えている
● 財務部門のコスト削減は優先順位が最も低く、「大きな機会」と見ているのは17%のみ

2014年9月16日

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