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2019年12月16日 

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グローバル・コミュニケーション

ノンバーバル・コミュニケーション再訪
―顔の表情とその表示ルール―

本名 信行

青山学院大学名誉教授
一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケーション協会代表理事

猿橋 順子

青山学院大学教授
一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケーション協会理事

はじめに

 コミュニケーションでは、言語のみならず、非言語的媒体も大きな役割を果たす。人間は身体、人工品、その他身の回りの環境を自由に操作して、意味を伝達しようとする。以前に、ジェスチャーの仕組みと働きに触れたので(104号「ノンバーバル・コミュニケーション」を参照)、ここでは顔の表情を考える。

顔の表情

 人々は会話の中で相手の顔の表情に注目し、ことばでのメッセージを確認し、ことばでははっきりとつかみ取れない微妙なニュアンスを探ろうとする。ことばが中断しているときでも、顔の表情が重要なメッセージを伝達していることを知っている。また、ことばと顔の表情の間に意味の不一致が見られるならば、たいがいは顔の表情が伝達するほうを真意ととる。

 このことは特に感情を解釈する行為のなかに見られる。人間の感情(情動)は一般に、次の10の基本的なカテゴリーに識別される。①幸福、②悲しみ、 ③驚き、 ④怒り、 ⑤恐れ、⑥侮辱、⑦嫌悪、⑧興味、⑨決意、⑩当惑、である。そして、その感情の表情は、民族間でかなり共通・類似している。

 たとえば、「幸福」と「悲しみ」の表情を、ことばで描写すると、こんなふうになる。


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2019年12月16日

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