2022年12月1日

経営法務とアジャイル・ガバナンス
第7回 法の共創に向けた動き(上)
稲谷 龍彦
京都大学大学院 法学研究科 教授
はじめに
前回までの連載では、「法の共創」が重要な意味を持つアジャイル・ガバナンスにおいて、経営法務に必要とされる重要な活動について一般的に論じてきた。今回からの連載では、「法の共創」という観点から、現在我が国の統治システムに生じつつある変化をとらえ、経営法務におけるその重要性について解説していきたいと思う。
2022年12月1日