2024年3月1日
人材開発
即戦力を期待して採用した社員に
活躍してもらうには
―現場の管理職に採用面談の演習を、配属時には自己理解の研修を―
藤岡 長道
合同会社FJRC 代表社員、日本人材マネジメント協会(JSHRM)元理事長
株式会社J-Labo 主席研究員、CMA 日本証券アナリスト協会会員(職業倫理試験委員)
システム監査技術者、上級システムアドミニストレータ、MBTI®認定ユーザー、
DiSC®コンサルタント、ALCアクションラーニングコーチ
皆さんの会社では、必要に応じて人材を採用し適切なポジションに投入してチームを活性化することに成功しているだろうか。日本の典型的な企業では、新人採用からの育成パターンが多く、即戦力として採用される社員に対しては、「中途採用」というやや差別的なイメージを含む表現がされている。昇格に関しても、「入社何年目」といった表現や「特定のポジションにn年とどまった後に昇格対象者とする」など、年次による階層別の管理が行われる傾向が強かった。
2024年3月1日