• FAQ/お問合わせ
  • マイページ
  • 会員ログイン
  • CFO FORUM
  • CHRO FORUM
  • CLO FORUM

CFO FORUMトップへ

CFOFORUM

2016年12月15日 

ファイナンス部門でのテクノロジーの活用
第1回「BIツールでデータを動かす」

小林 正文

日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 ファイナンシャル・ディレクター

 今回より数回にわたり「ファイナンス部門でのテクノロジーの活用」を取り上げる。「BI・データ分析」「クラウド」「AI・機械学習」といったテクノロジーは、ITやマーケット部門だけのものではない。社内で幅広く活用されて、初めて効果が表れるものである。ファイナンス部門が効率化を促進し付加価値の高い業務を提供するために、テクノロジーをどのように活用できるか、という視点から、1回につき1つのテクノロジーを取り上げ、その活用方法を紹介していきたい。

BIツールについて

 第1回目はBIツール。業務システムなどに蓄積されたデータを分析・加工し、意思決定に活用できるような形式にまとめるためのツールである。最近のITマーケット調査では「今後投資を増やす分野」の上位にランクされることが多い。ダイレクトな費用対効果(売上増加・コスト削減)への期待の裏返しであろう。「データ分析能力」は優れたセールス&マーケティングやオペレーションのためには欠かせないし、導入事例もマーケティング部門や生産部門が多い。一方、ファイナンス部門でもBIツールは「レポーティング業務の効率化」「ブラックボックス化の回避」「分析力の強化」という3つの点で活用ができる。

2016年12月15日

このページの先頭へ