2026年6月15日

企業価値を高める戦略的な投資家エンゲージメント
第2回:AI時代のエンゲージメント
福岡 侑希
ブランズウィック・グループ パートナー
前回の記事では、当社が2025年末に実施した投資家サーベイ*1を手がかりに、海外投資家が求める成長ストーリーのエッセンスを概説した。今回は、引き続き同サーベイを拠り所に、投資家が企業に関する情報収集を行う際の主要な手法を概観するとともに、近年進展が著しい生成AIの活用がもたらす影響についても整理する。
投資家はCスイートとの面談を最重要視
投資家が投資対象の企業を調査する際、多岐にわたる情報源から関連情報の収集を進める。当社サーベイによると、投資家は「Cスイートとの面談」(77%)を最も重要な情報源と位置付けており、これに「投資家向け説明会」(65%)や「IR担当者との面談」(63%)等が続いた。この結果から、面談を含む対話の機会が特に重視されている様子が明らかとなった。一方、「生成AIによるアウトプット」(24%)が重要な情報源として浮上している点も見逃せない(図1)。
2026年6月15日





