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2025年2月17日 

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グローバル・コミュニケーション

企業の言語政策を考える、その前に

猿橋 順子

青山学院大学国際政治経済学部教授
多文化関係学会理事

マクロ―メゾ―ミクロの言語政策

 言語政策というと、国家が取り組むものという印象が強いかもしれない。しかし、言語政策研究では、国家レベル以外にも、さまざまな次元での取り組みが探究されている。例えば、国家レベルの言語政策をマクロ、家族レベルの言語政策をミクロとした上で、企業をはじめとする組織をメゾレベルの活動として、これらの関係性や相互作用を明らかにしようとする分野がある。

 ただし、マクロ―メゾ―ミクロの関係性は相対的なものなので、国際機関やその事業所、グローバル展開する企業、多国籍企業等については、国家より高次のマクロレベル(超国家)と位置づける研究者もいれば、従来通りメゾレベルと位置づける研究者もいる。グローバル化はあまねく広がり、国を超えた活動はどのようなところにも見出せるから、従来のマクロ―ミクロの階層的な体系で人々の社会言語活動を捉えることが妥当でなくなってきたことの表れでもある。


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2025年2月17日

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