2024年1月19日

財務モデリング
シリーズ「CFOから見た財務モデリングとその周辺」
第18回 条件分岐ルートその6
所得税計算モデルから財務モデリングを考える⑦
岡崎 京介
株式会社レジックス代表
事業や会社に関わる計数をExcel上で集計・分析・シミュレーションする財務モデリングの専門家である筆者が、CFOとして実感していることを五月雨的に述べていくのが本シリーズである。
前回に引き続き、IF関数を使用しないで条件分岐をどう処理するか考えていきたい。
ステップ2:上限を満たしているかの論理式
次に、上限を満たしているかを条件分岐する。
図1で、B列の課税所得が、4行目の上限以上であるかを判断させる。
セルD9には、以下のような数式が入力されている。
=($B9<=D$4)*1
この数式を縦横に複製すればよい(*1としているが単に見栄えのためであり、実質的な意味はない)。
条件を満たしている部分は1(図1の水色の塗りつぶし部分)、満たしていない部分は0がリターンされる。
2024年1月19日