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2024年1月19日 

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グローバル・コミュニケーション

都市のモバイル・エスノグラフィー

猿橋 順子

青山学院大学国際政治経済学部教授
一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケ―ション協会理事

はじめに

 エスノグラフィーとは、「民族誌」と訳されるが、自分が属するのとは別の社会の、成り立ちや文化を知るために編み出された手法である。知ろうとする人びとの暮らしに加わり、受け入れられ、馴染んでいく。調査者自身の身体を「うつわ」のようにみなし、その身体を対象とする文化に浸す。身体が身をもって体験したことを振り返り、記述する。丹念な観察と深い内省が、厚い記述を生み出す。「秘境」における原初的な社会や、文字を持たない共同体を対象としたエスノグラフィーは、大都市に生きる私の常識を覆し、謙虚であらねばならないという畏怖の念と、知への憧憬を一斉に掻き立てる。

モバイル・エスノグラフィーという発想

 マリノフスキー(1884-1942)以降、さまざまに提案され、発展してきたエスノグラフィーの手法は、現代社会の諸現象や都市の営みを知る上でも用いられるようになっている。とりわけモバイル・エスノグラフィーは、都市部における移民、旅行者、グローバルビジネスに携わる人びとなど、国際移動が活発な人びと、携帯端末を用いてリアルな場とデジタルな場を縦横に行き来する人びと、高齢者や障害者、病者のように移動特性が異なる人びとの生活世界に接近したり、生活課題を解決するために有用である。


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2024年1月19日

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