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2023年11月15日 

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財務モデリング

シリーズ「CFOから見た財務モデリングとその周辺」
第16回 条件分岐ルートその4
〜所得税計算モデルから財務モデリングを考える⑤

岡崎 京介

株式会社レジックス代表

 事業や会社に関わる計数をExcel上で集計・分析・シミュレーションする財務モデリングの専門家である筆者が、CFOとして実感していることを五月雨的に述べていくのが本シリーズである。

 今回は前回を受けて、論理値TRUEとFALSEの性質についてもう少々論を進める。

どこまでTRUE=1がFALSE=0なのか~配列数式

 前回、比較演算子を使用し論理式を作成した上で、その結果がTRUEとFALSEという論理値となることを確認した。また、計算演算子を使った場合、どこまで行ってもTRUE=1がFALSE=0となることも確認した。

 さらに、配列数式でも成立しているか確認してみよう。

 配列数式そのものは以前のバージョンのExcelからあるのだが、あまり使われていなかった。扱いが難しかったからだ。最新バージョンのExcelのスピルという機能により、配列数式は一気に扱いが容易になり、実務的に使ってもよい技法となった。配列数式とスピルについては、後ほど説明することになろう。今は「こんなものか」と見るだけでよい。

2023年11月15日

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