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外国人機関投資家が注目する人的資本と
ダイバーシティの開示と実践について

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中川 有紀子

株式会社インヴィニオ
ESG/統合報告書アドバイザリーサービス事業部事業部長
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科前特任教授
慶應義塾大学商学博士

2022年にハーバード大ロースクール・コーポレートガバナンスウェブに掲載された、大手機関投資家ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのコルトン氏らによる“人的資本とダイバーシティの開示と実践”論文によると、「人的資本」は、「ESGのリスクと機会」の洗い出し課題の中で、ますます重要な事項となっている。論文によると、「人的資本を含む無形資産」は米S&P 500の市場価値の90%を占めており、効果的な人的資本管理が企業のパフォーマンスを向上することが証明されている。この背景には、世界的なCOVID-19による働き方の激変、ジェンダー・人種・民族の平等への声の高まり、Z世代をはじめとする労働市場の逼迫の高まりにより、企業は従業員の採用、定着、インクルージョンに重点を置かざるをえない逼迫した現実がある。

 当論文では、大手機関投資家であるステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズが投資する185社以上の企業とのエンゲージメント(対話)を通じて、人的資本に関する定性調査を行ったなかで、ベストプラクティスと改善点に関する考察が掲載されている。彼らは対話を通じて、「人的資本戦略」として意味のある5つの要素(以下)を見つけ出した。

2022年11月15日

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