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2021年2月15日 

事例に学ぶデジタル活用の処方箋・二章
ビジネスパートナー機能強化(第二回)
─機械学習を活用した将来予測─

中野 浩志

SAPジャパン株式会社
早稲田大学大学院非常勤講師
一般社団法人日本CFO協会主任研究員
米国公認会計士 公認情報システム監査人

 バリュードライバーツリーを活用した「中期経営計画と経営資源配分」に続き(CFO Forum125号)、今回は中期経営計画から展開される年度予算・予測、特に「機械学習を活用した将来予測」にフォーカスして欧州ハイテク企業A社の先進的な取り組みをみてみよう。

 まず、A社の計画サイクルと予算・予測の位置づけを再確認したい。会計年度前半に戦略や組織変更を踏まえて営業利益を起点としたバリュードライバーツリー構造・パラメーターが更新され、更新版バリュードライバーツリーをベースに次年度以降の5年計画の見直しが行われる。第4四半期に5年計画の一年目をターゲットとした予算編成が始まり、予算編成プロセスを通して地域・国別詳細予算・施策に展開されることになる。

2021年2月15日

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