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2020年9月15日 

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プロキュアメント

間接材の購買・調達
SAP Ariba Networkの巨大さが示唆する
“データ分断”の非効率

太田 智

SAPジャパン株式会社
インテリジェントスペンド事業本部(SAP Ariba)
バリューアドバイザリー ディレクター

年間3兆ドルの理由

 SAP Aribaの「SAP Ariba Network」は、世界190カ国/420万社(2019年6月時点のデータ)ものサプライヤーが参加し、年間約3兆米ドルの商材の取引が行われている世界最大級のB2B(企業間)のビジネスネットワークである。

 3兆米ドルと言えば、英国のGDPにも匹敵する規模である。それほど巨大なB2B市場がSAP Ariba Network上で形成されている理由は、このネットワークが、バイヤーとサプライヤーの双方にメリットをもたらすからだ。 なかでも大きなメリットの一つは、バイヤーとサプライヤーとの発注~請求のプロセスを効率的につなぐことができる点にある。

2020年9月15日

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