2020年4月15日
財務マネジメント・サーベイ
会計監査の現場をめぐる現状と課題
中田 清穂
日本CFO協会主任研究委員
有限会社ナレッジネットワーク社長
公認会計士
様々な不正会計の事例を受け、監査基準の改訂にはじまり監査の透明化や監査法人のローテーションなど、監査の品質を高めるためのアプローチも提示されている。
しかしながら、現場の業務量の増大による監査法人の人手不足や、会計士の受験希望者の減少といった深刻な事態が新聞でも報じられるなど、会計監査の土台の脆弱性も懸念されているのが実情だ。
この度の財務マネジメント・サーベイでは、会計監査の現場の実態と課題について、企業サイドから調査を行うことで、会計監査の品質向上に向けた課題を掘り下げる(本誌編集部)。
2020年4月15日