• FAQ/お問合わせ
  • マイページ
  • 会員ログイン
  • CFO FORUM
  • CHRO FORUM
  • CLO FORUM

CFO FORUMトップへ

CFOFORUM

2019年5月15日 

title_gc

グローバル・コミュニケーション

顧客の言語プロファイルの把握
─独自調査の展開─

本名 信行

青山学院大学名誉教授
一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケーション協会代表理事

猿橋 順子

青山学院大学教授
一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケーション協会理事

はじめに

 前号で、国際言語環境動向を確認し、企業に期待される言語ニーズを把握するために、 外部組織による調査を参考にすることを提案した。今のところ言語をテーマとした調査はさほど多くなく、調査結果を活用するのにはデータを適切に読み解く力が求められることを示した。本号では、企業の調査で、顧客の言語ニーズを明らかにする方法について考える。多くの企業は顧客のニーズを把握するために、さまざまな調査をすでに実施していることだろう。しかし、今までのマーケティング調査は、対象者の使用言語について、あまり配慮してこなかった。日本に暮らす顧客は、日本語を母語としている人ばかりではない。同様に、グローバル展開をする場合であっても、フランスの顧客が必ずしもフランス語話者とはかぎらない。企業のマーケティングには、顧客の言語プロファイル(何語を話し、どの程度読み書きするのか)についての視点を盛り込む必要がある。

顧客の言語プロファイルの把握─独自調査を用いて─

2019年5月15日

このページの先頭へ