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CFOFORUM

2019年1月18日 

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グローバル・コミュニケーション

平易な英語

本名 信行

一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケーション協会代表理事
青山学院大学名誉教授

猿橋 順子

青山学院大学教授

はじめに

 日本企業は社内外の戦略的コミュニケーションにおいて、簡明で、説得的なことばで情報を発信する必要がある。特に、国内外の多様な消費者と他のステークホルダーのことを考えると、この対応は緊急の課題である。本号では英語の、次号では日本語の観点から、この問題を考察したい。

平易な英語

 アメリカをはじめ、イギリス、カナダ、オーストラリアの企業では、平易な英語(Plain English)という概念が確立している。平易な英語とは、難解な語句、複雑な構文、そして婉曲な表現をなくし、一読しただけでだれもが理解できる英語のことである。これは、一般の消費者のための種々の契約書が難解な法律ことば(legalese)で書かれていることに対する不満から生じたものである。

 もちろん、その社会的背景には、1960年代に顕著になった消費者運動の高まり、教育レベルの拡大、大衆民主主義意識の浸透などが大きな役割を果たしている。消費者は自分が署名する契約書や、購入し使用する製品の取り扱い仕様書が極めて難解なことばで書かれていることに抗議し、その是正を求めたのである。


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2019年1月18日

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