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2024年11月18日 

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グローバル・コミュニケーション

言語オートバイオグラフィーのすすめ

猿橋 順子

青山学院大学国際政治経済学部教授
多文化関係学会理事

言語バイオグラフィーと言語ポートフィリオ

 ヨーロッパでは、欧州連合(EU)の発足以降、地域内の人の行き来がより活発になった。現在、EUでは地域内の24の言語を公用語としている。人々は地域内の移動や、移動してきた人との出会いをきっかけに、さまざまな言語に触れる。EUでは、言語は生涯にわたって学び続けるものとの認識が広がっている。

 この、人それぞれ異なる言語面の来歴や経験歴を言語バイオグラフィーという。学校や語学教室に通って学んだ言語はもちろんのこと、仕事や趣味、暮らしを通して身につけた言語も含めて考える。それは自分なりに記録、記述して束ね、言語ポートフォリオ(言語面の実績)として進学や就職活動の際に用いられる。

2024年11月18日

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