
マネジメント・アイ
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人事こそ、データ活用の主役へ
第2回 人的資本経営を支える戦略的人材データ活用 CHRO FORUM日本の労働市場は今、大きな転換点にある。 第1の背景として、急速に進む労働人口の減少が挙げられる。厚生労働省によれば、2040年にかけて、数百万人の労働力が減少する見通しであり、人材の最適活用は経営の死活問題となっている。・・・(続きを読む)
掲載日:2025年6月2日
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人事こそ、データ活用の主役へ
第1回 経験と勘を深化させるデータドリブン人事 CHRO FORUM1 はじめに 人事は、大きな転換期を迎えている。有価証券報告書での人的資本情報開示が義務化されたことは、企業が人材に対して「価値を生み出す資本」と捉え、戦略的に投資すべき時代に入ったことを象徴している。投資家やステークホルダーは、企業の人材戦略と成果を定量的なデータで評価するようになり、人事にはこれまで以上に戦略的な役割が求められている。・・・(続きを読む)
掲載日:2025年4月1日
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ジョブ型雇用を通じた労働市場変革を考える 第6回 日本版・人的資本経営の実践に向けて CHRO FORUM
賃上げを通じた市場メカニズムの正常化 賃上げニュースが世間を賑わせている。多くの業界で初任給の引上げやベースアップが報道され、経済界と労働組合もこの動きをあと押ししている。中には人材確保のためだけでなく、経済界や政治のあと押しで生じた「横並び」の賃上げも含まれると推察されるが、より有利な処遇を提供できる企業への人材移動や省力化投資など、わが国全体の労働生産性向上につながる動きとして歓迎したい。・・・(続きを読む)
掲載日:2025年2月3日
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ジョブ型雇用を通じた労働市場変革を考える
第5回 Gender Pay Gapの現状と解消に向けた要因分析と事例紹介 CHRO FORUM2024年2回目の情報開示に基づく日本におけるGender Pay Gapの現状 常時雇用労働者が301人以上の企業に男女の賃金差異の公表が義務化されてから約2年が経過し、多くの対象企業が2回目の情報開示を完了した。ここで改めて、厚生労働省「女性活躍推進企業データベース」に基づき、2024年7月8日時点のデータと2023年7月6日時点のデータを比較しながら、日本のGender Pay Gapの現状を俯瞰したい。・・・(続きを読む)
掲載日:2024年12月2日
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ジョブ型雇用を通じた労働市場変革を考える
第4回 継続的な人的資本への投資とその蓄積の重要性 CHRO FORUM「失われた30年」における人的資本の劣化 「(日本の)人口減少が継続し、生産性が停滞した場合には、2040年代以降マイナス成長となると見込まれる。・・・所得の伸びが低迷することから、現役1世帯当たりの実質消費増加率が2050年代までには現在の半分程度まで落ちるなど、生活水準の向上を期待することが難しくなる。・・・将来にわたって豊かさを維持していくためには、人口急減・超高齢化の流れを止めることや生産性を大きく改善させることの両方が必要である。・・・AI(人工知能)、ビッグデータ、ロボットなどの技術革新の新しい波が来ているが、これに乗れるかも重要である。・・・イノベーションの効果の発現によっては、大きな生産性の改善は決して無理ではない」・・・(続きを読む)
掲載日:2024年10月1日