米国弁護士 秋山の視点
多様化は対立を生む
―アメリカ社会に見る現実と日本の選択―
世界は争いが常態である
イスラエルとガザの戦闘は終わる気配を見せず、中東ではイランをめぐる武力衝突が拡大し、全面戦争に発展しかねない状況にある。
国家の内部でも対立は続いている。シリアでは長年の内戦の後も宗派と民族が絡み合った内戦が長期化し、外国勢力の関与が続いている。中国では新疆ウイグル自治区やチベットの宗教・民族問題が国際問題として議論されている。中央アジアのカザフスタンでも、近年大規模な社会不安が発生し、国家の安定を揺るがした。