2021年2月1日
GLOBAL MANAGEMENT グローバルマネジメント
新世界
─グローバルレベルでの日本のCHROの新たな役割、
スキルについて─
CHRO力その13:Design & InclusivenessでDynamicなSolutionを創る
伊藤 武彦
NUCBビジネススクール
研究科長補佐/教授
2021年初頭に発出された第二回目の非常事態宣言への対応は、周囲の企業を見ていると、こなれたものになり始めているようにも思える。
その一方で、施策的にこなれ感が出てきているがゆえに、本質的な部分が露呈してきているような面もあるようだ。結局大切にしたいのは何か? 何を優先しているのか? Solutionがあるのか、それともただやっているだけなのか? やっているふりに対しての本質的でネガティブな反応がいずれ出てきて問題になるのではないか? などのことが予測されるが、これまで通り本質的なSolutionがあれば大丈夫なはずだ。しかし、今回のCOVID-19に関して言えば、対処策は出ても、Solutionを出すことは一企業レベルではとても難しいように映る。
2021年2月1日