2020年3月2日
株式会社INCJ(Innovation Network Corporation of Japan)は、2018年、株式会社産業革新機構から分割される形で発足した、2兆円の投資規模を持つ官民最大の投資ファンドである。投資先の8割はベンチャー企業であり、我々はベンチャーのスタートアップの若者たちと交流する機会が多い。入社5年目の私も、経済同友会や経済界の中に籍を置き、大企業の人たちとのお付き合いをしながら、スタートアップの人たちともお付き合いをするという非常に面白いポジションにいる。
最近感じているのは、特に大企業に元気がないことだ。一方、スタートアップのベンチャーワールドの中にいる人たちは、元気で、少し無謀とも感じるがリスクも取る。今、日本は、この両方の人材がそれぞれ別々に分化している状態で、「このまま進んでいったら日本はどうなるんだろう」という懸念を抱いており、今日は、大企業人材とベンチャー人材を、どういう形で循環・交流させていくかをテーマにお話しする。
2020年3月2日