2020年2月3日
GLOBAL MANAGEMENT グローバルマネジメント
新世界
─グローバルレベルでの日本のCHROの新たな役割、
スキルについて─
CHRO力その6: Global化と新しいAlignmentへの挑戦
伊藤 武彦
名古屋商科大学ビジネススクール
研究科長補佐/教授
前回はドライブするためのポイントとしていくつかのテーマを確認したが、今回はこれからのCHROに求められる役割、力のうち、デジタル・トランスフォーメーションにより劇的に変わったことの一つである本社、海外拠点との関係性の構築について、Alignmentというキーワードを題材に検討する。
企業におけるグローバルと拠点のあり方を考える上では、これまでバートレット&ゴシャール(1986/87)のIRグリッドに言われているようなローカライズ重視/セントラライズ重視の判断が人事のあり方の基盤となってきた。
2020年2月3日