2019年10月1日
GLOBAL MANAGEMENT グローバルマネジメント
新世界
─グローバルレベルでの日本のCHROの新たな役割、
スキルについて─
CHRO力その2 :ここで差が出る能力開発と定番用語の威力
伊藤 武彦
名古屋商科大学ビジネススクール
研究科長補佐/教授
前回はグローバル企業のCHROというポジションでExecutive Presenceを出す必要性とHQ視点、Executiveらしい英語はCHROの基本スキルというポイントに触れた。今回はこれを少し海外企業の実例を交えながら掘り下げてみる。
CHROらしい視点、行動、言動(英語)というものは(日本の)現場で鍛えるには少々限界がありそうだという点は前回触れたが、海外企業でも同様である。“Only Leader can develop future leaders.”と同様で 、C-SuitesにはC-Suitesから学ぶということが重要である。
以下、私自身の過去コンサルティング上やプライベートで海外のCHROやExecutivesの方々から教えてもらった話も踏まえながら、どうその力を養っているかを紹介していく。
2019年10月1日