2019年9月2日
GLOBAL MANAGEMENT グローバルマネジメント
新世界
─グローバルレベルでの日本のCHROの新たな役割、
スキルについて─
CHRO力その1: Executive PresenceとExecutive英語の世界
伊藤 武彦
名古屋商科大学ビジネススクール
研究科長補佐/教授
CHROというポジションが定着してきつつあるということは、いよいよ日系企業のグローバル化も製品・サービス・経営のグローバル化から、経営陣の内容・スキルのグローバル化にフェーズが移行したと捉えてもよい。
まさしく、新たな地平線を開拓することに、そして、その使命感にワクワクされている方も多いのではないだろうか?
日本においてCHRO市場というものは、紛れもなく新しくできた市場であり、新世界である。未知のものがそこにはあり、求められるし、そういうミッションにワクワクする人も多いのではないだろうか? 単に人事本部長や人事担当執行役員の呼び方が英語に変わっただけなんて、古のお粗末な事例を繰り返している暇はないとも思うほどグローバル人材不足と育成はトップの課題である。
2019年9月2日