2026年7月15日

企業価値創造経営の本質(第57回)
バフェットにキャピタル・アロケーションを
学ぶ(第4回)
手島 直樹
小樽商科大学大学院 商学研究科 教授
今回は、「オーナーズ・マニュアル」の第5原則を取り上げる。バフェットが実践するバリュー投資の神髄を垣間見ることができるはずだ。
第5原則
我々は、キャッシュを生み出し、持続的に平均を上回る資本利益率を稼ぎ出すさまざまな企業群を直接的に保有することによりこの目標を実現することを望んでいる。我々の2つ目の選択肢は、同様に優れた企業を部分的に保有することである。これは、主に当社の保険子会社が株式を購入することにより実現される。会社の価格、アベイラビリティ、そして保険事業が必要とする資本総額によって、年間のキャピタル・アロケーションは決定される。
以下は、同原則にバフェットが解説を加えた内容である。
・昨今、我々は数多くの買収を実行してきた。買収がない年もあるだろうが、今後さらに多くの買収を実行したい。我々が希望するのは、大規模な買収である。これらの買収が、過去に実施した買収の質に近づけば、当社に良い結果をもたらすだろう。
2026年7月15日





