2026年5月20日

企業価値を高める戦略的な投資家エンゲージメント
第1回:成長ストーリーのエッセンス
福岡 侑希
ブランズウィック・グループ パートナー
次の課題は成長期待の醸成
東証が所謂「PBR1倍割れ」問題を提起してから3年強、多くの日本企業で資本効率の改善が進んできた。2020年にはTOPIX500構成企業の約半数がPBR1倍割れであったが、足元では3割を切る水準まで低下した。こうした中、投資家の期待も次の段階に向かいつつあり、企業にはさらなる企業価値向上が期待されている。多くの企業では、これまでバランスシートの規律を高めることで資本効率の向上を図ってきたが、企業価値をさらに向上させるためには、市場からの成長期待を醸成し、株価収益率(PER)を高める施策も不可欠である。しかし、この成長ストーリーの伝達において、多くの企業が苦労を抱えている。
2026年5月20日





