2022年6月15日
芭蕉の句に投資を学ぶ
森本 紀行
HCアセットマネジメント株式会社
代表取締役社長
「古池や蛙飛び込む水の音」。この芭蕉の有名な句は、蛙が池に飛び込むさまを目で見て詠んだものではない。「音」で止めてあるのだから、音が主役であることは明白で、視覚でとらえた蛙ではなく聴覚でとらえた蛙を詠んだものである。
しかし、目で見ていないのなら、なぜ、蛙が飛び込んだことによって音を発したとわかるのか。おそらくは、ふと小石が水に落ちたような小さな音を聞いたとき、その音が詩人の感興を刺激し、心のなかに波紋を起こしたのである。そして、その音の原因を様々に考えるなかで、蛙が池に飛び込んだのだなと思い至る、その心の動きが一句を形成しているわけである。
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2022年6月15日