2020年1月17日
企業を取り巻く環境は、AIの導入により大きく変化していこうとしている。その中でFP&Aが果たすべき役割とは、どうなっていくべきなのだろうか。豊富な経験の後、グローバル企業オラクルジャパンでFP&Aを務める朴盛彬氏に、企業におけるFP&Aのこれまでと現在、そしてこれからについて語っていただいた。
朴盛彬氏プロフィール
本日はFP&Aの役割ということでお話する。また、FP&Aの役割が将来どうなるかについてもお話したいと思う。
私が仕事を始めたのはデロイト韓国である。その後、Dell Japan(現Dell EMC)に移った。当時はTaxアドバイザー、あるいはコンサルタントという職種で、多国籍企業に初めて足を踏み入れた。その後、グローバル企業でさまざまな役割を担った。アジア太平洋レベル、日本、韓国などの国レベルでFP&Aの仕事を行ったが、事業部レベルでの仕事も行った。そのほかにも、月次のクロージングなどの仕事や、TP、移転価格も行った。知財の仕事や、中国の上海ではグローバルの監査チームとして仕事をしたこともある。さらには、財務とは違った仕事をしたいと思い、Chief of Staff、あるいはExecutive AssistantでDell Japanの社長首席補佐の仕事についた。財務と比べるとカラーが違う仕事で面白かった。
2020年1月17日