2026年7月15日
マネジメント・アイ
ファイナンス部門の人材育成のポイント
森田 光次
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
ビジネスコンサルティング・ファイナンス シニアマネージャー
山﨑 優
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
ビジネスコンサルティング・ファイナンス
ファイナンス組織の人材育成は、近年大きな転換点を迎えている。背景には、人口構造の変化、働き手のキャリア観の変化、そしてファイナンス部門に求められる役割の高度化という、3つの環境変化が同時に進行していることがある。
まず人口構造の面では、若年層の採用難が常態化する一方、育成の担い手であった中堅層が定年期に差し掛かり、「人が採れない」だけでなく「育てる人がいない」という二重の制約が顕在化している。
加えて、若年層を中心にキャリア観が変化している。終身雇用や年功序列を前提とした長期キャリア像はもはや自明ではなく、「早期に成長実感を得たい」「市場価値を高めたい」という志向が強まっている。企業が10年単位で描く育成の時間軸と、個人が2~3年で成果を求める時間軸との乖離は、早期離職という形で現れている。
2026年7月15日





