2019年6月1日
岩本 今、世界では第4次産業革命が起こっています。第3次産業革命でコンピュータサイエンスによる情報社会となりましたが、第4次産業革命とはそれに続く新たな社会で、あらゆる領域でデータサイエンスを活用したビジネスが生まれています。この第4次産業革命を経てできる社会こそが「Society 5.0」で、日本発のこの言葉が世界に広がり始めています。
総理が毎年6月に出す未来投資戦略の中にも「Society 5.0」と「データ駆動型社会(data driven society)」という2つのキーワードが盛り込まれていました。
「データ駆動型社会」とは、あらゆる領域でリアルなものをデータ化し、新たな付加価値を創出して、現実社会に還元することです。人事においてもサイバーフィジカルシステムを活用した「データ駆動型人事マネジメント」がすでに始まっています。
人を変革するテクノロジーが創出されると、人間の能力にはまだまだ開発される余地があるということを、多くの人が語るようになってきました。第4次産業革命により様々な「X-Tech」ビジネスが成長してきています。
2019年6月1日