2022年4月1日
経営法務とアジャイル・ガバナンス
第3回 マルチステークホルダー・アプローチと経営法務
稲谷 龍彦
京都大学大学院 法学研究科 教授
1. マルチステークホルダー・アプローチとその意義
マルチステークホルダー・アプローチに関する厳密な定義はないが、困難な課題解決のために、複数のステークホルダーが密にコミュニケーションをとって、合意形成などの意思疎通を図る方法論であるということができるだろう。
2022年4月1日