2019年7月1日
まずはリクルートのビジネスモデルの概要からお話しします。もともと弊社は、転職などの情報誌を作っていた会社で、転職を検討している一般消費者の方が弊社の情報誌を購入し、会社を探して電話をして面接を受けにいくというサービスをメインに行っていました。それに付け加えて、レストランや宿泊の予約といったさまざまなインダストリーにおいて、企業ニーズとエンドユーザーのニーズをマッチングするサービスを提供してまいりました。
2012年、弊社は経営陣の交代という大きな節目を迎えました。実際には1年前から次のボードを担う若手が集められ、さまざまな議論を行う中で「日本以外の成長市場に出ていき、そこで大半の売上利益をあげない限り、10年後のリクルートはない」という結論に至りました。新しい経営陣のもと、テクノロジーベースの会社に生まれ変わり、人材領域においてグローバルで圧倒的なポジションを取ることを不退転の決意で意思決定しました。
2019年7月1日