2024年2月15日
スペシャルコンテンツ
ファイナンス部門のトランスフォーメーションは
なぜ必要か?[後編]
ワークデイ株式会社
コンポーザブルERPとAI(人工知能)・ML(機械学習)の活用
前編では、ファイナンス部門が抱える課題について明らかにした上で、システムを刷新して課題を解決した事例について紹介した。今回は、この課題の解決のためのアプローチとして、コンポーザブル ERPとAI/MLについて紹介したい。
データウェアハウスとコンポーザブルERPの違い
前編で、信頼できるデータソースを得られない理由の一つとして、各部門のデータフォーマットがばらつきで統合ができないこと、統合の過程で手作業が必要になっていることなどについて紹介したが、その一因となるのがデータウェアハウス(以下DWH)だ。
DWHは、異なるシステムから大量のデータを収集、統合、格納し、分析に活用するためのデータベースだ。DWHは通常、取引データ、顧客データ、財務データなどの異なるデータソースからの情報を抽出し、変換、ロード(ETL)プロセスを通じて一元的なデータベースに格納する。
2024年2月15日