2026年2月16日

高市自民圧勝、
株価大幅高は日本経済の「実力」か
磯山 友幸
経済ジャーナリスト
千葉商科大学教授
高市早苗首相率いる自民党が、2月8日投開票の衆議院総選挙で歴史的な大勝利を収めた。自民党単独で議席の3分の2を占め、すべての委員会で委員長を出しても過半数を得られる絶対多数を大きく上回ったほか、仮に参議院で否決された法案でも再可決によって成立させることができる強大な権限を得た。
自民党圧勝の原動力は何と言っても高市首相人気だ。首相就任以来、外交で大きく点を稼いでいるほか、台湾を巡る発言など対中強硬姿勢も貫いて、右派だけでなく、広く一般国民の共感を呼んだ。また、自民党税制調査会長や財務大臣の人事など、従来の政権とは決別したかにみえる手法を繰り出した。そうでなくても、閉塞感が強まっていた国民の間に、高市首相ならば何かを変えてくれるのではないかという変化への期待感が強まったことが、自民党圧勝につながったとみていい。これで自民党内で高市首相を表立って批判できる人はいなくなった。
2026年2月16日




